活性酸素〈active oxygens〉/free radical〈フリーラジカル〉

活性酸素にはスーパーオキシド(O2・)、過酸化水素(H2O2)、ヒドロキシラジカル(・OH)のほか、一酸化窒素(NO)ペルオキシニトライト(ONOO)などの酸化窒素化合物がある(表)。

活性酸素の種類

活性酸素は不安定で酸化作用が強く、他の分子と反応する。フリーラジカルが脂質を攻撃すると、連鎖的に脂質が酸化され動脈硬化の原因となる酸化LDLなど過酸化脂質が増加し、動脈硬化、心筋梗塞、腎臓病などさまざまな疾患の引き金になる。活性酸素によって核酸は8-ヒドロキシデオキシグアノシン(8-oxodG)などを生じ、発癌や老化の原因となる変異を起こして、その他の蛋白質も損傷する(図)。他にも、各種の炎症性疾患、糖尿病、神経疾患、虚血再灌流障害など多くの病態との関わりが論議されている。

活性酸素の生体障害

最近では、一般に、食物に含まれる抗酸化物質によりフリーラジカルが消去されることが注目を集めている。たとえば赤ワインのポリフェノール、緑茶のカテキン、大豆のイソフラボン、ごまのセサミノールなどである。これらの物質はフリーラジカル捕捉作用を有するもので疾患の予防治療の可能性もあり、ポリフェノールが動脈硬化の促進を抑制するとの報告もみられる。

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