循環器用語ハンドブックWEB版

心臓血管医学および循環器診療で繁用される用語を中心に、最新の研究理解に必要な用語も加味して編纂された「循環器用語ハンドブック」(発行:メディカルレビュー社)から、循環器用語の解説を掲載しています。
第4版改訂に際し、構造・機能、病態生理、疾患、検査・診断に関する用語の更新・追加と共に、治療に関する循環器用語も会員コンテンツとしてWeb公開しました。臨床医・研修医の先生方、薬剤師をはじめとするメディカルスタッフの皆さんの知識整理にお役立てください。

■監修

大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学 教授 坂田 泰史 先生

凡例

心臓血管医学および循環器診療に関連の深い用語から、頻用されるものを中心に、最新の研究理解に必要な用語も加味して選定し、解説を行っている。


本文中の表記について

  • 1. 英語、略語、日本語のうち、通常頻繁に用いられていると思われる表記をメインタイトルとして掲載し、それ以外の表記を〈 〉内に併記した。
    なお、略語をメインタイトルとしている用語については、本文中でも略語を優先的に使用している。
    例) PCI〈percutaneous coronary intervention、経皮的冠動脈インターベンション〉
  • 2. 1項目で2用語以上を解説する場合には、メインタイトルを / でつないだ。
    例) 僧帽弁/大動脈弁/肺動脈弁/三尖弁
  • 3. その他の記号について
  • ( ):①直前の用語に代わって使用してもよいことを示す。
    ②固有名詞由来の欧文と日本語の組み合わせて使用される用語については、( )内に日本語(カタカナ)表記を示した。
    例) ①左室駆出率(分画)→左室駆出率、左室駆出分画、②Adams-Stokes(アダムス・ストークス)症候群
  • [ ]:[ ]内の語は省略してもよいことを示す。
    例) 冠[状]動脈→冠状動脈、冠動脈
  • (=):同義語、あるいは同一の物質、状態、疾患などを示す。
    例) ノルアドレナリン(=ノルエピネフリン)

2016年6月公開、2023年5月改訂