CP angle〈costo-phrenic angle、肋横隔膜角〉

スムーズな弓状ドーム形である横隔膜と肋骨が交差する部分は、鋭利な切れ込みが入っているようにみえる。この角度のことを、CP angleと呼ぶ。通常、CP angleは鋭角であるが、胸水貯留に伴って鈍角に変化する。胸水貯留の指標として用いられる(図)。

CP angle

一方、横隔膜と心臓がなす角は心横隔膜角(cardio-phrenic angle)とされている。