二次性高血圧[症]〈secondary hypertension〉

高血圧の90%以上は病因の不明な本態性高血圧であるが、その他は原因の存在する二次性高血圧症であり、原因によっては根治の可能なものが含まれている(表)。

二次性高血圧の分類

二次性高血圧症の鑑別には、既往歴、現病歴、理学所見、血圧の様式、尿血液生化学検査、画像診断が必要である。既往歴では腎疾患、糖尿病、膠原病、甲状腺疾患、腹部外傷など、現病歴では高血圧を指摘された時期、体重の増減、健康診断の結果なども参考となる。理学的所見においては、血圧の左右差・上下肢差、血管雑音、浮腫、甲状腺腫、皮膚線条、濃い体毛などは二次性高血圧を疑わせる。高血圧は持続性か発作性か、または収縮期高血圧か拡張期高血圧かによっても原因を推測させる。カテコラミン、レニン、アルドステロン、コルチゾール、甲状腺・副甲状腺ホルモン、電解質(K、Ca、Mg)などの異常は、原因鑑別に重要である。画像診断上、副腎腫瘍・下垂体腫瘍、腎萎縮、動脈石灰化などの評価も必要に応じて行う。

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