実践!心電図ポイント解説
実践!心電図ポイント解説【問13-解説】40歳男性
40歳男性。慢性アルコール性肝障害とうつ病の既往あり。
2日前より食事をとらず、多量のお酒を飲んでいた。6時間前から腹痛、そして吐血したため当院に来院した。
来院時12誘導心電図を示す。
正しいのはどれか?
- a.高K血症
- b.低K血症
- c.高Ca血症
- d.低Ca血症
- e.高Na血症
a. 高K血症
12誘導心電図所見は心拍数120/分の洞頻脈。吐血により貧血あり。
すべての誘導(特に胸部誘導)でテント状T波が見られ、採血では血清K値8.1mEqと高K血症を認めた。
高K血症の原因として、肝機能障害やアルコール多飲に起因する急性腎機能障害によるものと考えられた。
高K血症の心電図は、テント状T波のみならず、重症例では心室筋伝導抑制によりQRS幅が拡大し、やがて心房筋伝導が抑制されてP波が消失する所見が見られる。
この症例は、心室伝導(QRS幅)及び心房伝導(P波興奮頻度)はともに保たれているが、明らかなテント状T波を呈している。
この心電図所見は、血清K値の正常化とともに消失し正常化した。
すべての誘導(特に胸部誘導)でテント状T波が見られ、採血では血清K値8.1mEqと高K血症を認めた。
高K血症の原因として、肝機能障害やアルコール多飲に起因する急性腎機能障害によるものと考えられた。
高K血症の心電図は、テント状T波のみならず、重症例では心室筋伝導抑制によりQRS幅が拡大し、やがて心房筋伝導が抑制されてP波が消失する所見が見られる。
この症例は、心室伝導(QRS幅)及び心房伝導(P波興奮頻度)はともに保たれているが、明らかなテント状T波を呈している。
この心電図所見は、血清K値の正常化とともに消失し正常化した。

