実践!心電図ポイント解説
実践!心電図ポイント解説【問11-解説】68歳女性
68歳女性。20年前から高血圧を指摘され、内服薬にて加療されていた。
3年前に自宅で失神した際に、精査目的で当院紹介受診した。
その際の12誘導心電図を示す。
正しいのはどれか?
- a.右房負荷
- b.左房負荷
- c.右室肥大
- d.左室肥大
- e.両室肥大
d. 左室肥大
12誘導心電図所見は、正常洞調律で、P波の波高や幅は正常。
RV5+SV1=5.5mV(≧3.5mV)、RV5=2.7mV(≧2.6mV)で、QRS幅の軽度延長とストレイン型ST-T変化を伴う左室肥大(求心性肥大)を呈している。
心臓超音波検査では中隔基部肥大が優位のやや不均一な左室肥大(壁厚約14mm)が同定され、左室流出路に圧格差(60mmHg)が生じていることから、閉塞性肥大型心筋症が診断された。
Naチャネル遮断薬(Ⅰa群抗不整脈薬)やβ遮断薬などの内服(適応外)により、左室流出路圧格差はほぼ消失し、良好に経過している。
RV5+SV1=5.5mV(≧3.5mV)、RV5=2.7mV(≧2.6mV)で、QRS幅の軽度延長とストレイン型ST-T変化を伴う左室肥大(求心性肥大)を呈している。
心臓超音波検査では中隔基部肥大が優位のやや不均一な左室肥大(壁厚約14mm)が同定され、左室流出路に圧格差(60mmHg)が生じていることから、閉塞性肥大型心筋症が診断された。
Naチャネル遮断薬(Ⅰa群抗不整脈薬)やβ遮断薬などの内服(適応外)により、左室流出路圧格差はほぼ消失し、良好に経過している。

