PQ間隔の短縮(0.12秒以下)を認めるが、デルタ波はなくQRSは正常である心電図波形を示す症候群。副伝導路(ジェームス束)や房室結節における伝導亢進が関与すると考えられているが、不明な点も多い。ヒス束電位図ではAH時間(房室結節内伝導時間)の80ms以下の短縮を認める。
しばしば発作性上室性頻拍を合併し、心房細動・粗動を合併した場合には心拍数に著しい増加を伴い、まれではあるが心室細動に移行することがある。治療としては頻脈発作の停止と予防的な経口薬Ⅰa群、Ⅰc群抗不整脈薬の投与を行う。
WPW症候群(早期興奮症候群)
Brugada症候群