本態性高血圧症(軽症~中等症)、頻脈性心房細動治療薬にテープ剤という、選択肢。

世界初、β1遮断薬の経皮吸収剤です。

ビソノテープは、β1受容体に対し高い選択性を示し内因性交感神経刺激作用を有さない“ビソプロロール”を有効成分とする経皮吸収型のβ1遮断薬です(► インタビューフォーム/Ⅵ.薬効薬理に関する項目PDFのアイコン画像)。ビソノテープ4mg・8mgは、2013年6月に「本態性高血圧症(軽症~中等症)」を効能・効果として製造販売承認を取得したわが国で初めての降圧薬の経皮吸収型製剤で、β1遮断テープ剤としては世界初の製剤です。 2019年1月には「頻脈性心房細動」の効能・効果を追加しました。併せて、頻脈性心房細動治療におけるより細やかな用量調節を可能とするために、ビソノテープ2mgの製造販売承認を取得し、2019年6月に新たな規格として追加しました(► ビソノテープ2mg新発売のお知らせPDFのアイコン画像)。


ビソノテープの製剤写真

ビソノテープ製剤写真

ビソノテープの貼付イメージ

ビソノテープ貼付イメージ

1日1回の貼付で、安定した血中濃度推移を示します。

健康成人を対象に、ビソノテープ4mg(10例)又は8mg(10例)を胸部に単回投与(24時間貼付)したときの薬物動態について検討した結果、4mgと8mgのいずれの投与量においても血漿中濃度はゆるやかに立ち上がり、持続した推移を示しました。また、Tmax及びT1/2は投与量に依存することなく、Cmax及びAUCは投与量に応じた値を示しました。

ビソノテープ4mg又は8mgを単回投与(24時間貼付)したときの血漿中ビソプロロール濃度の推移
ビソノテープ4mg又は8mgを単回投与(24時間貼付)したときの血漿中ビソプロロール濃度の推移
試験方法

健康成人男子にビソノテープ4mg又は8mgのいずれか1枚を胸部に24時間貼付したときの薬物動態パラメータを検討した。(社内資料:薬物動態試験:単回投与)

本剤の「効能・効果」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「禁忌」を含む「使用上の注意」等は「添付文書」をご参照ください。添付文書等DIはこちら