投与方法:アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」・100mg「TE」

投与方法:アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」・100mg「TE」

例:国立循環器病研究センターでの静注から経口剤への移行の考え方

  • □ 添付文書上、導入期の用量は1日400mgとなっているが、既に静注投与にて血中濃度が得られている状態下においては、年齢、症状、患者の状態により適宜増減を考慮する。
  • □ 導入期は静注投与2日目から1~2週間(継続投与した場合は、その最終日から1週間)を目安とする。

  • 【用法及び用量】
  • 導入期
    通常、成人にはアミオダロン塩酸塩として1日400mgを1~2回に分けて1~2週間経口投与する。
  • 維持期
    通常、成人にはアミオダロン塩酸塩として1日200mgを1~2回に分けて経口投与する。
  • なお、年齢、症状により適宜増減する。

例:国立循環器病研究センターでのアミオダロン初期投与量設定と維持量の調整の考え方

  • □ アミオダロン導入は原則として入院で行う
  • □ アミオダロンの導入は原則として4週間
    少なくとも2週間必要
  • □ 通常は300~400mg/日で2週間の初期投与(ローディング)
    年齢や心機能によっては100~300mg/日の設定
  • 減量方法

    2)Yamada Y, et al. Circ J, 2007;71:1610-6.

  • □ 心房細動の場合は上記の量を減量して使用する
    100~200mg/日で初期投与の設定

効能又は効果、用法及び用量、警告・禁忌を含む使用上の注意等詳細は電子添文等のDIをご参照ください。