循環器用語ハンドブック

butterfly shadow〈蝶形陰影〉

肺胞性水腫による均等影が肺門部から肺野中層部に限局するもので、肺野外套部の2~3cmは明るい。この均等陰影の分布の特徴は正面像でも側面像でも同様であるが、正面像では右肺の水平葉間溝部に上葉と中葉の外套部肺が合わさって均等影が陥入し、蝶形を呈する。Butterfly shadow形成機序は、呼吸運動によるリンパ管のポンプ作用が、肺中枢部ないし中層部よりも末梢部で強いことから説明されるが、他に末梢肺動脈の収縮や気管支動脈の分布などからの説明が行われている。

Butterfly shadow
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