薬物動態

■ 単回静注

単回静注時における血漿中濃度(未変化体)の推移

単回静注時における血漿中濃度(未変化体)の推移

試験概要

対象:健康成人男子17例
試験方法:本剤0.1~0.4mg/kgを5分間かけて単回静注し、薬物動態を解析した。

加藤貴雄, 他: 臨床医薬, 13(7), 1659(1997)

■ 維持静注

維持静注時における血漿中濃度(未変化体)の推移

維持静注時における血漿中濃度(未変化体)の推移

試験概要

対象:健康成人男子6例
試験方法:本剤0.4mg/kgを5分間かけて負荷静注した後、維持静注用量として0.8mg/kg/hrあるいは0.4mg/kg/hrを6時間にわたって連続静注した。

加藤貴雄, 他: 臨床医薬, 13(7), 1675(1997)

■ 薬物動態学的パラメータ

各試験の概要は上部をご参照ください。





投与群* T1/2α
(min)
T1/2β
(hr)
Vdc
(L/kg)
CL
(L/hr/kg)
AUC0~∞
(ng・hr/mL)
0.1mg
(n=6)
3.32±0.82 2.07±0.44 0.14±0.04 0.73±0.10 137±35
0.2mg
(n=6)
3.28±0.30 1.73±0.27 0.15±0.07 0.84±0.18 228±48
0.3mg
(n=6)
2.95±0.29 1.53±0.23 0.13±0.01 0.85±0.09 321±37
0.4mg
(n=5)
3.63±1.33 1.65±0.16 0.21±0.12 1.01±0.15 382±51




投与群** Cinf0.5***
(ng/mL)
Cinf4***
(ng/mL)
Cinf6***
(ng/mL)
T1/2β
(hr)
AUC0~24hr
(ng・hr/mL)
0.4+
0.4mg
(n=6)
423±43 543±71 557±70 1.15±0.08 3774±346
0.4+
0.8mg
(n=6)
790±51 1133±101 1148±174 1.02±0.06 7379±580

mean±S.D.

*:mg/kg/5min、**:負荷静注(mg/kg/5min)+維持静注(mg/kg/hr×6hr)、
***:維持静注開始後30分、4時間および6時間の血漿中濃度

加藤貴雄, 他: 臨床医薬, 13(7), 1659(1997)

加藤貴雄, 他: 臨床医薬, 13(7), 1675(1997)

シンビット静注用50mgの用法及び用量

     
  • <単回静注法>
    通常、成人にはニフェカラント塩酸塩として1回0.3mg/kgを5分間かけて心電図の連続監視下に静脈内に投与する。  
  • <維持静注法>
    単回静注が有効で効果の維持を期待する場合には、通常、成人にはニフェカラント塩酸塩として1時間あたり0.4mg/kgを等速度で心電図の連続監視下に静脈内に投与する。
  • <用法共通>
    なお、年齢、症状により適宜増減する。
    投与に際しては、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で溶解して使用する。

<シンビット静注用50mgの用法及び用量に関連する注意>

  • 7.1 単回静注を繰り返し行う場合には、血中濃度の過剰な上昇を回避するため、直前の投与後2時間以上の間隔をあけて投与すること。[8.1、8.2、9.8、13.1、13.2、16.1参照]
  • 7.2 本剤は同時に使用する薬剤や調製条件によっては、配合変化を生じることがあるので、薬剤の選択及び調製条件等に十分注意して使用すること。[14.2.2参照]

「効能又は効果」、「用法及び用量」、「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等の詳細は電子添文等DIをご参照ください。