ミオコールスプレー0.3mg よくあるご質問

製剤

ミオコールスプレー0.3mgはエアゾール剤(密封容器)であるため、開封後でも缶に表示してある期限まで使用できます。

保管にあたっては、日の当たる場所や高温(40℃以上)の場所には置かないように注意してください。

[参考資料]
ミオコールスプレー0.3mg患者用説明書

2021年8月更新

ミオコールスプレー0.3mgを新しく使い始める場合は、「噴霧回数チェック表」(患者用説明書に記載)を用いて、患者さんご自身で噴霧回数をチェックしてください。

使い始めてからは、缶の重量から大まかな量を確認することもできます。
缶の重量にはばらつきがあるので、あくまでも目安ですが、16g以下の場合は既に100回近く噴霧されている可能性がありますので、新しいものに取り替えてください。
本剤は噴霧回数が100回を超えると、定量噴霧が確保されなくなります。

[参考資料]
ミオコールスプレー0.3mg患者用説明書

2021年8月更新

患者さんがミオコールスプレー0.3mgを廃棄する場合、中身を全部出し切ってから、各自治体(市町村)のスプレー缶の廃棄区分に従って廃棄してください。
中身を出すときは、室外で人にかからないように空噴霧してください。

[参考資料]
ミオコールスプレー0.3mg患者用説明書

2021年8月更新

効能・効果

うっ血性心不全患者注)7例を対象として、ミオコールスプレー0.3mgを舌下に1噴霧し投与後30分まで心血行動態を観察した結果、肺毛細管圧は1分後に投与前より-13.9%低下、2分後には-36.4%と有意に低下し(p<0.01)、その効果は30分後まで持続しました。

注)ミオコールスプレー0.3mgの承認されている効能・効果は「狭心症発作の寛解」です。

[参考資料]
ミオコールスプレー0.3mgインタビューフォーム「VI. 2. (3)作用発現時間・持続時間」

2021年8月更新

用法・用量

3分程たっても発作が良くならないときは、もう1回1噴霧追加してください。
それでも効き目が悪い場合は主治医に相談してください。

[参考資料]
ミオコールスプレー0.3mg患者用説明書

2021年8月更新

ミオコールスプレー0.3mgは狭心症発作の寛解に使用されます。投与回数に特に制限はありません。

ただし、一度に2回以上続けて噴霧すると頭痛や血圧低下による意識喪失などの副作用をまねくおそれがあります。
必ず1回1噴霧を守ってください。

2021年8月更新

その他

国際線については「液体物の持込制限」の規制がありますが、機内で必要な量の医薬品は適用が除外されています。
ただし、搭乗の際に検査員に申告が必要で、そのときに持ち込みが必要とされる適切な証拠(処方箋の写し、薬袋、医師の診断書等)の提示を求められることがあります。
国内線については国際線のような液体物の持込制限の規制はありません。

詳しくは搭乗する航空会社にご確認ください。

[参考資料]
国土交通省航空局ホームページ:国際線の航空機客室内への液体持込制限について

2021年8月更新

  • ミオコールスプレーの使い方(動画)