日常生活の注意-再発防止のために-

治療後は無理に心臓に負担をかけないことが大切です。しかし、安静にしすぎるのも健康上よくありません。生活習慣を改善し、バランスを取りながらストレスをためずに、前向きに明るく楽しく暮らしましょう。

発作時の対応

狭心症の発作はいつ起きるかわかりません。狭心症発作を和らげるための硝酸薬舌下錠やスプレーを常に携帯し、発作が起きたり、起きそうな感じがしたら、すぐに服用しましょう。1~2分で効果があらわれます。運動により発作が起きる人(労作性狭心症)は事前の舌下服用により、発作を予防することもできます。15分以上経っても効果がみられなかったり、いつもと違う発作だと感じた場合はすぐに主治医に連絡しましょう。

食事と運動

食事については、良質のたんぱく質、緑黄色野菜、繊維質のものを中心にバランスよく摂取し、腹8分目を基本にします。炭水化物(穀類やデンプン類)や糖分は控えめにしましょう。塩分も余計に取りすぎないようにします。肥満の人は減量を心がけ、体重測定を習慣づけましょう。喫煙者は禁煙し、お酒は飲みすぎに注意しましょう。

運動については、適度な有酸素運動(歩行、水泳、ジョギングなど)が血液の循環を良くし、からだの調子を整えます。

  • ・ 準備運動、整理運動を行いましょう。
  • ・ 動悸、息切れ、めまいなどの症状を感じたら、すぐにやめましょう。
  • ・ 軽めの運動を長く続けましょう。心地良い程度で、余力を残してやめるようにしましょう。
食事と運動
実施にあたっては、主治医や看護師などに運動の種類、時間、強度などを十分相談のうえ実施しましょう。