虚血性心疾患治療剤だからといって、心臓の周辺に貼らなくてはいけないということはありません。胸部、上腹部または背部のどちらかにお貼り下さい(図1)。硝酸イソソルビドの血中濃度を測定したところ、いずれの貼付部位でも有意な差は認めらませんでした(図2)。
皮膚のカユミやカブレなどを防ぐため、毎日貼る場所を変更することをおすすめします。
狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
本剤は狭心症の発作寛解を目的とした治療には不適であるので、この目的のためには速効性の硝酸・亜硝酸エステル系薬剤を使用すること。
通常、成人に対し、1回1枚(硝酸イソソルビドとして40mg)を胸部、上腹部又は背部のいずれかに貼付する。貼付後24時間又は48時間ごとに貼りかえる。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等詳細は添付文書等DIをご参照ください。
通常、1回1枚を胸部、上腹部または背部のどちらかに貼付して下さい。心臓病に対する効果には影響ありません。
フランドルテープ40mg患者さま用貼り方説明書より
虚血性心疾患等の入院患者13例の胸部、腹部、背部にテープ1枚を貼付し、貼付4時間後、11時間後の硝酸イソソルビド血中濃度を測定。
Q03.フランドルテープはどこに貼ればいいの?