アドレノメデュリン〈adrenomedullin;AM〉

褐色細胞腫の抽出物中より精製された血管作動性ペプチド。52個のアミノ酸からなり、ジスルフィド結合による環状構造とアミド化されたカルボキシル基をもつ。これまでヒト、ブタ、ラットのcDNAがクローニングされているが、ヒトのアドレノメデュリン遺伝子は第11番染色体上にあり、4つのエクソンから構成される。生体内では副腎髄質、心臓、血管、腎臓、脳、肺、胃腸、脾臓、甲状腺などに広く分布している。種々の細胞のサイクリックAMP(cAMP)産生を上昇させることから、cAMPがアドレノメデュリンのセカンドメッセンジャーと考えられている。主な生理作用は強力な血管拡張作用およびNa利尿作用であるが、そのほかにも気管支拡張作用、平滑筋細胞遊走抑制作用、平滑筋細胞増殖抑制作用、エンドセリン分泌抑制作用、アルドステロン分泌抑制作用、副腎皮質ホルモン分泌抑制作用、インスリン分泌抑制作用、飲水抑制作用などをもつとされる。

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