心筋保護〈protection of myocardium(=cardioplegia)〉

心筋保護とは、文字どおり種々の心筋障害(傷害)より心筋を保護することである。従来は、この用語は虚血再灌流時や開心術時の心筋障害軽減に関して狭義に使用されてきたが、現在ではあらゆる心筋障害からの保護として広義に理解されることが多い。現在多くの大規模臨床研究の結果が出始め、EBM(evidence-based medicine)の立場から新たに心筋保護を念頭に置いた治療が求められており、今後ますますの発展が期待される分野である。たとえば、それは虚血性心疾患では心筋梗塞の一次予防および二次予防における使用薬剤や発症後の急性期治療の選択であり、高血圧性心疾患における降圧薬の選択であり、各種心不全の治療薬剤の選択である。その方法はそれぞれの病態により異なるが、心筋障害の原因となるCa過負荷、カテコラミン過負荷、フリーラジカル産生、レニン-アンジオテンシン系の亢進などの抑制が中心となる。

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