Q.腎機能障害のある患者さんに投与する場合の方法は?

Q.腎機能障害のある患者さんに投与する場合の方法は?

Answer

ビソノテープを腎機能障害のある患者さんに投与する場合、薬物の排泄が遅延し本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがあるため、低用量から投与を開始することを考慮してください

腎機能正常(eGFR:90以上)及び腎機能軽度~高度低下(軽度低下eGFR:60~89、中等度低下:30~59、高度低下:15~29)高血圧症患者に、ビソノテープ8mgを7日間反復投与(1日1回24時間貼付)したときのビソプロロールのCmax及びAUC24は、腎機能正常患者に比べて、腎機能軽度・中等度・高度低下患者ではそれぞれ約1.2倍、1.7倍、2.4倍及び約1.2倍、2.0倍、2.9倍でした(→図1)。

  • 図1 腎機能障害患者における血漿中ビソプロロール濃度の推移(貼付7日目)

    副作用(臨床検査値異常を含む)の発現頻度
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詳細はビソノテープの製品情報をご参照ください。(添付文書等DIはこちら

図1 腎機能障害患者における血漿中ビソプロロール濃度の推移(貼付7日目)

腎機能障害患者における血漿中ビソプロロール濃度の推移(貼付7日目)

<試験方法>
腎機能の正常な高血圧症患者及び腎機能障害を伴う高血圧症患者にビソノテープ8mgを1日1回、7日間貼付したときの薬物動態パラメータを検討した。

承認時評価資料
トーアエイヨー社内資料:腎機能別の薬物動態試験