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シンビット静注用安全使用実践マニュアル
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他剤経口剤への移行例
他剤経口剤への移行例
■ 経口アミオダロン製剤はニフェカラント維持量投与中に開始します。
■ 経口アミオダロン製剤は低用量のloading dose(300mg/日)とするか、最初から維持量(200mg/日)を投与します。
■ ニフェカラントは経口アミオダロン製剤の開始後1週間を目途に半量とし、その1週間後に中止します。減量中にVT/VFが再発した場合は減量前の投与量に戻し、さらに1週間後に減量を試みます。
栗田隆志, 他: 心電図, 29(1), 10(2009)より作図
■ 経口Ⅲ群薬を併用する時期はQT延長作用が相加的に強くなるため、Torsades de pointesの発生に十分に注意してください。
■ ニフェカラントからの離脱は移行薬の薬効が期待できる時期まで併用し、その後漸減し中止する方法が一般的です。再発時のリスクが低いような場合には、経口薬を投与開始するとともにニフェカラントを直ちに中止するという離脱方法も行われています。
効能・効果、用法・用量、警告・禁忌を含む使用上の注意等詳細は
添付文書等DI
をご参照ください。
効果不十分な場合