Q01.なぜ貼るだけで効果があるか

Q01.フランドルテープは、なぜ貼るだけで心臓病に効果を示すのですか?

実際のコメント

Answer

フランドルテープを皮膚に貼付すると、有効成分である硝酸イソソルビドが、表皮、毛のうや汗腺、細胞間のすきまなどを通過して毛細血管に吸収されます(図1、図2)。

硝酸イソソルビド(ISDN:Isosorbide Dinitrate)

  • 図1 経皮吸収経路の模式図

    経皮吸収経路の模式図
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  • 図2 有効成分の吸収経路

    有効成分の吸収経路
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毛細血管に吸収された硝酸イソソルビドは全身を循環して、心臓および全身の血管に作用することで心臓病治療効果を発揮します(図3)。

  • 図3 心臓病への硝酸薬の主な作用メカニズム

    心臓病への硝酸薬の主な作用メカニズム
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フランドルテープは徐々に効果をあらわし長時間作用が持続します。急に起こった発作をすぐに寛解するために使用する薬剤ではありません。

もっと詳しく知りたい方へ

アンケート調査での医療従事者・患者さまからのコメント

  • 心臓用貼り薬を使用するのは初めてなので良く解らない
  • 心臓に効果があるとは思えないが、万一の時を考え毎日貼っている
  • 心臓に対する貼り薬の効果を簡単に説明して
  • 皮膚から吸収されるのか疑問であるが大丈夫か? 貼付により効果が心臓に届くのか?
  • 何の薬ですか? こんな薄いテープを貼っただけで本当に効くの?

図1 経皮吸収経路の模式図

経皮吸収経路の模式図

図2 有効成分の吸収経路

有効成分の吸収経路
  • (1)角質層実質を透過する経路:角質層、表皮を経由するルートで、一般に角質層実質の透過が律速となる。
  • (2)付属器官経路:毛のう、汗腺、皮脂腺を経由するルート。
  • (3)細胞間隙経路:ナトリウムイオンやクロルイオンなどの電解質が、表皮の角質層を通過するときの経路。

これらの経路のうち、経皮吸収全体からみれば、(1)の角質層からの物質透過性が最も重要だといわれています。

図3 心臓病への硝酸薬の主な作用メカニズム

心臓病への硝酸薬の主な作用メカニズム

■硝酸薬の主な作用

  • (1)太い血管を拡張し、スパズムを予防する。
  • (2)全身の血管、特に静脈血管の拡張によって前負荷(preload)を減少し、心筋の酸素消費量を減少させる。
  • (3)左室拡張終期圧(LVEDP)を低下し、心内膜側心筋への血流を増加させる。

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