不整脈の治療

● カテーテルアブレーション治療の適応となる不整脈

一般的に「発作性上室頻拍」、「心房粗動」、「心房細動」です。

  • ■ 「発作性上室頻拍」は、房室結節リエントリー性頻拍、房室回帰性頻拍、心房リエントリー性頻拍などに分類されます。
  • ■ 「心房細動」は脈拍が不規則になる不整脈で、心房粗動を併発することがあります。発作性(自然に停止する)、持続性(治療で停止する)、長期持続性(1年以上持続)、永続性(治療でも止められない)に分類されます。
刺激伝導系と上室頻拍のイメージ
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● 何故治療しなければならないのか?

心房細動では突然死を引き起こす致死性不整脈である心室細動とは違い、すぐに重篤な状況に陥るような緊急性はほとんどありません。しかし、心房細動や心房粗動が原因で心房内にできた血栓が脳に流れると脳血管を詰まらせる血栓塞栓症や、脳梗塞を引き起こしてしまいます。

● 治療の目的と選択

■ 治療の目的

  • (1) 症状をなくし生活の質(QOL)を改善する
  • (2) 心機能改善・維持を行いQOLのみならず、生命予後を改善する
  • (3) 血栓塞栓症を予防する

■ 治療の選択

発作性上室頻拍、心房粗動はカテーテルアブレーション治療が有効です。
心房細動の治療は最初に薬物療法を行いますが、根治治療ではありません。根治治療には、「メイズ手術と呼ばれる手術治療」と「カテーテルを血管から挿入して行うカテーテルアブレーション治療」があります。
それぞれの治療の特徴を表にまとめました。

発作性
上室頻拍
心房粗動 心房細動
薬物療法 抗凝固薬 (●)
抗不整脈薬
カテーテルアブレーション治療
メイズ手術

※脳梗塞の危険因子(CHADS2スコア)を評価し、投与を決定する

刺激伝導系と上室頻拍のイメージ

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