アミオダロンの重大な副作用

アミオダロンは抗不整脈作用を有する薬剤として評価されていますが、一方で重大な副作用が認められる薬剤でもあります。

主な副作用としては下記のものがあげられます。

患者さん、そのご家族の方に、これらの副作用を十分に説明し、投薬の同意を得ることは、副作用の自覚症状を早期に把握するためにも重要なことです。

  • 循環器系
    既存の不整脈の重度の悪化、torsades de pointes、心不全、徐脈、心停止、完全房室ブロック、血圧低下
  • 呼吸器系
    間質性肺炎、肺線維症、肺胞炎、肺胞出血、急性呼吸窮迫症候群(心臓、心臓以外の手術後)
  • 甲状腺
    甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、甲状腺機能低下症
  • 肝臓
    劇症肝炎、肝硬変、肝障害
  • そのほか
    抗利尿ホルモン不適合分泌症候群

また、血漿からの消失半減期が19~53日と非常に長いため、副作用発現により投与中止あるいは減量しても、副作用はすぐには消失しない場合があります。

そのため、アミオダロンは使用前からの十分な検査および投与中の定期的な検査の実施が必要となります。

効能・効果、用法・用量、警告・禁忌を含む使用上の注意等詳細は添付文書等DIをご参照ください。

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